1000人茶会 -おもてなし(後編)-

ロ・ヴー

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今回のお茶会は、茶会としてのサイズが大きかっただけに、皆さんに気持ち良く
お茶席に入っていただくための人の流れが不自然にならないよう、スムーズに
移動していただくようにするのが一番苦戦しました。

スタッフのお当番表を書いては消し、書いては消し…。


白鳥庭園大茶会


清羽亭の中では3つの茶席があり、待合いで待つ人を合わせると100人ほどの
お客様が一同に会することになります。
そこで、白鳥庭園さんからのご提案で、それぞれの茶席によって露地と待合が
分かれることになりました。

立礼席への席入りは、普段は立ち入りが許されていない特別な小道を
歩かせていただくことになりました。
京都の二条城と同じような形に仕立てられた松の木が並ぶ『千本松原』と
名付けられた小道を通り抜け、飛び石を渡っての席入りです。


白鳥庭園大茶会
<Photo by Kenkichi A.>

木曽川を模した川の向こう側では、游濱亭での大学生さんたちによる野点席を
臨みます。
野点席へは、手前の小舟に乗って川を渡っての席入りが理想ではあったものの、
時間の都合や安全面を考慮して、今回は織田橋を渡ります。
いつか小舟に乗って川を渡る席入りもやってみたいところです。


白鳥庭園大茶会

中国茶席までのんびり千本松原を歩いていくと、いつも見る庭園の風景とは
異なる風景が広がっていました。

細い露地を歩いている間に、とても心が落ち着き、静かな気持ちになります。
お茶会は、お客様が露地に足を一歩踏み入れた時から始まっているのだと
深く感じた今回のお茶会。

『茶でもてなす』というのは、お茶を入れている時だけのものではない、
改めてその言葉の意味の深さを考え直す良い機会となりました。

今回も多くの皆さまのご協力の下、つつがなくお茶会を終えることができました。

お客様はもちろん、スタッフの皆さんや美味しいお菓子を作って下さった
恵那川上屋さん、関係者の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

次のお茶会でもどうぞよろしくお願いいたします。

By サ
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Posted byロ・ヴー