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ロ・ヴー

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Posted byロ・ヴー

天目茶碗

ロ・ヴー

静嘉堂文庫美術館


-曜変天目は、黒釉茶碗(広義の「天目」)の内面に現れた大小の
斑文の周囲に、瑠璃色の光彩が現れているものをいう-
            (静嘉堂茶道具 鑑賞の手引きより)


駆け足ではありますが、念願叶って『静嘉堂文庫美術館』所有の
国宝『稲葉天目』を見てきました。

もともとこの茶碗は、三代将軍徳川家光が、乳母の春日局に下賜
したものとしても知られており、春日の局から稲葉家、そして
縁あって岩崎家へと伝わりました。

もともと「天目」とは中国福建省建甌市で作られた建盞と呼ばれる
焼き物を指していましたが、現在では天目釉と呼ばれる鉄釉を
かけて焼き上げた黒い焼き物のことを総称して「天目」と言います。

現存する曜変(耀変)天目は世界中で三碗のみ。
(他の二碗は、藤田美術館、大徳寺龍光院、所蔵)

その星のような紋様・美しさから「星の瞬き」「輝き」を意味する
「曜(耀)」の字が当てられるようになったと言われています。
曜変作成の技術は既に失われ、多くの陶芸家が挑戦しているものの
今なおその姿の再現は、果たせぬ夢となっています。

宋の時代、お茶は、現在の抹茶のように茶筅でかき混ぜ、泡立てる
ようにして飲まれていました。
茶の表面の白さが引き立つよう、黒い色の天目茶碗が好まれたと
いうのはごく自然な流れだったのでしょう。

瑠璃色の光彩は、まさに茶碗の中の宇宙と呼ぶに相応しいような
気がします。

今回の展示は『静嘉堂文庫美術館』のリニューアルオープン展で、
期間は3月21日まで。

稲葉天目の他にも重要文化財に指定されている油滴天目、
千利休の茶杓、樂家初代、長治郎の黒樂茶碗『紙屋黒』、
三代目道入の赤樂茶碗『ソノハラ』、古田織部の花入れなど
姿の美しい茶道具の数々が堪能できます。

By サ
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Posted byロ・ヴー

Comments - 2

There are no comments yet.
AzTak  

静嘉堂の天目茶碗の展示は今日までですか。ゾクゾクとくるものがあるようですね。う~~ん。
生憎なのか孫6人全員が集結中で、行くわけにもいかなさそうです。落ち着いたら、再訪してみたいと思います。美など万分の一も理解できない朴念仁ですが、落ち着いたたたずまいが魅力です。

2016/03/21 (Mon) 07:02 | EDIT | REPLY |   
ロ・ヴー  
Re: タイトルなし

>AsTakさん
さすがに、黒と瑠璃色のコントラストは見事なものでした。
時間があれば、お庭もゆっくり散歩がしたかったのですが、時間への宿題となりました。
また行ってみたいと思っています。

お孫さんとの休日、楽しく賑やかになりそうですね♪

2016/03/21 (Mon) 07:51 | EDIT | REPLY |   

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