紫陽毛尖

ロ・ヴー

9月、10月とドタバタしているうちに、気が付けば11月。
ようやく「今月のお茶」の復活です。

紫陽毛尖


9月に西安に行く際、絶対に手に入れて来るぞと固く心に誓ったお茶
陝西省の緑茶『紫陽毛尖』が今月のお茶。

思えば2006年『中国茶アドバイザー/インストラクター』の研修機関として
登録した時、このお茶を入手するのにここまで苦労するとは思いもしません
でした。飲むお茶の課題としてカリキュラムに組み込まれていたにも関わらず
手配することが困難で、どなたか他に手配できた方があればそちらから分けて
頂こうと日本事務局に相談したのですが、結局最後まで手配できず…。
翌年からはカリキュラムからはずされた、思い出深いお茶なのです。

陸羽の茶経にもあるように「茶は南方の嘉木」のため、陝西省は浙江省や
福建省などと比べると茶の名産地とは言い難く、生産されているお茶の種類も
さほど多くありません。

そんな理由で「このお茶を手に入れるまでは日本に帰らないぞ」と言うのは
オーバーにしても、何が何でも…と思っていたのでした。

紫陽毛尖は、陝西省でも西安の南、紫陽県という場所が産地のお茶。
毛尖という名前だけあって、形状は貴州省の都匀毛尖などと似ています。
中国茶の名前は、漢字ばかりで難しいとおっしゃる方も多いのですが、
実はこの漢字の中にヒントがいっぱい。
産地の名前や茶葉の形状、香りの傾向などから名前が付けられているものが
たくさんあります。
漢字の羅列を眺めながら、お茶の産地や形状、香りなどを想像してみるのも
クイズみたいで楽しいと思うのです。

お茶の香りや味わいなどを今ここに書いてしまうと、先入観がインプットされて
しまうと思うので、あえてインフォメーションは無しで。

思いがけず紫陽紅茶も入手することができたので、12月は紅茶の方をご用意
することにしようかとただ今検討中。

思い出の紫陽毛尖、ぜひ11月のうちにどうぞ。

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Posted byロ・ヴー

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